前回は直接基礎のひとつである「べた基礎」の特徴を、簡単にではありますが説明してみました。
マットスラブ・耐圧盤・底盤と、様々な呼び方をされるべた基礎ですが、建築施工図としては割とシンプルになる。
ただし、地下に設備の為のピットを設けることが難しい為(不可能ではありません)割合としては独立基礎が多め。
そんな内容の話でした。
シンプルな「べた基礎」とは言っても、最下層のコンクリートから出る水をどうするかなど、考えることはそれなりにあります。
そのあたりの細かい話は後でするとして、今は大まかな考え方を一通り説明していきたいと思っています。
細かい話をその都度していくと、説明している私自身がどこまで説明しているのかを掴めなくなってきますから。
そうなると、読んでいる方も恐らくはよく分からなくなってくるはずなので、まずは浅く一通り説明を。
そしてその次は、それぞれの項目毎に深く潜って説明をしていく、というようなパターンが良いんじゃないかと思っています。
問題は、その説明が終わるのにどれくらいかかるのかと、収拾がつかなくなりはしないか、というあたりですね。
本を書いているのなら、とにかく思いついたことをどんどん書いていって、最後にそれらをまとめて削っていけば良いんですけど……
少しずつ書きためていくやり方で、最後まで分かりやすい形態になっているのか、ちょっと不安です。
まあそうなったら、一度全部記事を消して、まとめたものをもう一度更新していけば良いかな……
ちょっと話が逸れましたが、今回は直接基礎の最後の項目である「布基礎」について書いてみましょう。
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