「プロの考え方」の記事一覧

一通り覚えた後はどうするか

建築施工図の仕事が上手く行かないパターンについて、2回に分けて色々と思うところを書いてみました。

そんなに偉そうなことを書ける程、私自身優秀という訳でもないんですけど、書くことだけなら出来るという感じです。

ほとんどの場合は「人の話を聞く」とか、そういう基本的な部分で躓いてしまい、上手く行かない。

そんなパターンが多いので、そこを直すだけ。

…だとは思うんですけど、自分の性格というか考え方を大きく変えるのは、実は一番難しいことなんですよね。

余程衝撃的な体験をしない限りは。

年齢を重ねると、それがさらに難しくなる傾向にあるので、出来るだけ若い内に経験をしておきたいところです。

とは言っても、今現在で一番若い時期はいつなのか?というのを考えてみると、当たり前の話ですが「今」なんです。

だから、新しいことに挑戦をするのなら、出来るだけ早い方が良い。

これは建築施工図だけの話ではなくて、仕事とか趣味とか、ほとんどのことに言える話だと思います。

上手くいかないパターン-2

ちょっと文句というか愚痴みたいな内容になってきて、書いていてあまり楽しくないんですけど…

建築施工図を書く仕事をするのに、あまり上手いこと行かない人のパターンを考えて、そうならないように。

そういう意図で書き始めたんですけど、全然前向きな文章にならないので、こんかいで終わりにしようと思います。

・建築施工図に興味がない

・向上心が少ないか、あってもそれを表に出さない

・応用が利かない

前回は上記のパターンについて書いたので、今回は残りの2つ。

・人の話を聞かない

・図面という仕事に向いていない

について、もう少し詳しく書いてみたいと思います。

上手くいかないパターン-1

なんだか変な話になってきましたね。

あまり技術的ではない内容の話を続けていると、単なる胡散臭いことを書くだけの人みたいでイヤだな…

と思うので、建築施工図を覚えることについて色々と書くのは、そろそろ終わりにします。

ここであと書きたいのは2点。

・上手く覚えられない人の傾向

・建築施工図を覚えたらどうするのか

です。

これを書ききって、もっと具体的な話に戻ろうと思います。

あと数回で終わるはずですから、ここまで読んだ方は、あと少しだけお付き合いください。

建築施工図を教わる為に

建築施工図を書くスキルを磨く為に、会社に入ってプロから直接教わる。

このやり方が最も効率が良いことは間違いないですが、もちろん欠点もあるということで、前回はその欠点がどこにあるのかを考えてみました。

会社側の立場でものを考えてみれば、いつまでも教えてもらう人材である訳にはいかない事が分かります。

建築施工図を教えている相手が、この先きちんとスキルを伸ばしていくことが出来るかどうか。

これを、教える側は真剣に見ています。

そこである程度合格点をもらわないと、いつまでも会社に所属することは出来ない。

そんな危険がある訳ですね。

効率よく建築施工図についての知識を得ることが出来るけれど、そんなに甘い世界でもないということです。

会社側から考えると…

建築施工図を書くことを仕事にする為には、具体的にどんな流れでスキルを上げていけば良いのか。

あまり正解がなさそうな内容ではありますが、前回はそのあたりについて改めて考えてみました。

会社に入って教わるのがやはり王道であり、覚えるスピードが最も速い方法ではないかと思います。

ネットを使った独学が不可能とは言いませんが、時間がかかる上に難易度が非常に高いという欠点がある。

結論だけを書くとそんな感じの内容でしたが、もちろん会社に入って覚えることにも欠点はあります。

今回は会社に入って覚えることの欠点を書いておくことにします。

どうやってスキルを磨くか

前回は建築施工図を仕事にする際に必要となるスキルについて、今まで長々と書いた内容を簡単にまとめてみました。

書くのは簡単ですが、実際にそのスキルを満遍なく身につけるのは、なかなか骨の折れる作業です。

しかし、だからこそ価値がある。

誰でも簡単に身につけることが出来る能力なら、そこにはあまり高い付加価値はないですよね。

そうではなく、誰しもがそう簡単に身につけられないスキル(少々大げさですが…)を自分が持っている。

そういう状態こそ、仕事をする上で重要ですよね。

大変だから諦めてしまうのではなく、大変で誰もあまり目指さない事にこそ、大きな価値がある。

そう思ってスキルを磨いていくことをお勧めします。

プロの仕事についてのまとめ

建築施工図を書くプロとして、施工図の描き方だけを覚えるだけでは、仕事として長く続けていくことは難しい。

だから時間の感覚を身につけておく必要がある。

このカテゴリでは、簡単に書くとそれを伝えたかっただけなんですが、かなりの長い話になってしまいました。

ちょっとくどい話だったかも知れませんが、それだけ重要な内容だということを認識して貰えればと思います。

ここではカテゴリの最後ということで、長くなった話を少しまとめてみたいと思います。

会社の評価と利益

前回は建築施工図を仕事にする上で、絶対に無視することが出来ない「単価と時間と時給」について考えてみました。

出来ればこうした”ややメンドクサイこと”は考えないで済ませたい。

私も昔はそう思うことがありました。

でも、自分が毎日全力で仕事をこなしていて、それが果たして利益になっているのか、というのは気になりませんか?

私はやっぱり気になります。

仕事の大きな目的は利益を上げることですから、プロとしてそれをクリアすることが出来ているか。

もし気にならないのであれば、多分気にした方が良いと思います。

趣味で建築施工図を書いているのではなく、仕事で建築施工図を書いているのであれば。

建築施工図の単価と時間と

前回は、建築施工図を仕事にする為に必要な時間の感覚について説明をする前に、「何の為に仕事を、あるいは会社をやっているか」を考えてみました。

一言で言ってしまえば「利益を上げるため」ということになり、それは個人でも会社でも一緒だ、という話ですね。

もうガチガチに堅くてつまらない話…

しかも「お金」とか「利益」とか、そういう方向のつまらない話なので、もう救いようがないくらい退屈ですね。

まあ書いてるのは私なので、つまらない文章を書いている言い訳みたいになってますけど…

まるで小学校の校長先生が朝礼で話すみたいに、書いている私自身が眠くなってくるような、そんな内容。

こういう話を面白く書けると良いんですけどね。

そんな話はさておき、では会社にしても個人にしても、しっかりとした利益を上げるために必要なのはどんなスキルか。

今回のテーマはそこですね。

個人も会社も基本は同じ

建築施工図の仕事をする大きな理由は、その仕事をすることによって報酬を受けとることにあります。

そんなことを人に大きな声で宣言する必要なんてありませんけど…

しかし、実際に効率の良い仕事をする為には、その当たり前の事実を頭に入れておくことをお勧めします。

そうしないと、実際の仕事でお金を稼ぐというイメージが湧かないはず。

パソコンを前にして座っているだけで給料が貰えると勘違いすると、仕事ではあまり戦力にはなりません。

そういう人材はあまり必要とされないので、どうせ仕事をするのなら、頼りにされるくらいの働きはしたいところです。

そういう意味では、やはりお金と時間の感覚を持って建築施工図を書く人の方が良いと思います。

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