「施工図とCAD」の記事一覧

オートキャド(AutoCAD)とは

前回は建築施工図を書く為のCADとして、操作感が非常に良いJw_CADを紹介しました。

しかもフリーソフトなので、コストをかけずにJw_CADを使うことが出来て、もう良いことずくめ。

……というふうに素直に行かないところが難しいところですが、それでも使い勝手の良いCADだということに間違いはありません。

フリーソフトというのは凄く良いことなんですけど、そこにはやはりリスクがある訳ですよね。

仮に全く同じ機能のソフトがあって、フリーソフトと有料のソフトがあったとします。

実際に使ってみたお客さんは、無料であれば「無料なのにここまで出来るのか」と思うはず。

でも、少しでもお金を払っていると「こんな機能もないのか?」と思う傾向にあります。

同じソフトなのに、です。

お金を払って使うのか、無料のまま使えるのか、というのは本当に大きな違いなんですよね。

フリーソフトで優れた機能を持っていても、有料のソフトに対抗するのが難しいというのは、そのあたりのあるんじゃないかと思います。

フリーソフトというリスク

建築施工図を書く為のCADとして、主にどんな種類のCADが採用されることが多いのか。

これは大きな会社がどんなCADを使うかによって変わってくる話で、使う側としてはよく使われるCADを覚えたいところ。

というような話を前回はしてみました。

よく使われるのはオートキャド(AutoCAD)と呼ばれるCAD、そしてJw_CADという感じです。

これらのどちらかを覚えておくと、建築施工図を書く際に困ることはないのではないか、というくらいのシェアだと思います。

もちろんこれは私が今まで見てきた中で思ったことですから、私の知らない世界の話をすることは出来ません。

でも、これら二種類のCADを両方覚えておけば、建築施工図だけで考えると大抵の場合は何とかなるはずです。

お勧めはオートキャド(AutoCAD)ですけど、Jw_CADもなかなか魅力的なCADです。

ということで、今回はJw_CADがどうして人気を集めるのか、その理由について触れてみたいと思います。

覚えるべきCADの種類

CADと言っても色々な種類があって、「どんな図面を書くか」の種類によって使われるCADの種類も変わってきます。

前回はそんな話をしてみました。

自分がどんな種類の図面を書いているか、もしくは書きたいと思っているか、どんな業種に関わりたいか。

その業種によって、これから覚えるべきCADの種類というのは、大きく変わってくるんですね。

これからCADを覚えようと考えているのなら、自分がどんな業種を専門としたいのかをよく考えましょう。

もしくは、もう自分が関わっている業種が決まっているのなら、それに一番マッチしたCADを調べておきましょう。

そうしないと、せっかくCADを覚えたとしても、実際の仕事では役に立たないという残念な事になってしまいます。

これは当たり前の話ですが……

そんな情けない状態になる訳にはいきませんので、最初にどのCADに挑戦するのかはじっくりと検討をしておきましょう。

CADの種類について

前回はCADの概要について簡単に説明をしてみました。

ちょっと簡単すぎる説明かも知れませんが、この程度の概要さえ知っていれば問題はありません。

実際にCADを使った仕事をしていても、「CADってどういう意味?」って聞かれることはまずないですから。

ただ、自分がやっている仕事で日々使うソフトになるのなら、概要くらいは知っておいた方が良いのでは。

そういう意味で、CADとは何か?について書いてみた訳です。

ここまでの概要については、自分が知っておくべき知識ということで、あまり実務で役に立つ機会がないかも知れません。

それだけで終わるのはもったいないので、今回はもう少し具体的な内容に触れてみたいと思います。

CADとは何か?

建築施工図を書く為の道具として、具体的にはどんなものがあるのか。

これを説明する前に、まずはパソコンの便利な部分について簡単に説明してみました。

・計算が速くて正確

・飽きないで計算処理をしてくれる

・様々なソフトをインストール可能

こんな感じで、パソコンの便利なところについて、個人的な意見を書いてきた訳ですが……

ここまで書いたら、今回どんな話をするのか、もうほとんど読めてしまうかも知れませんね。

今回書きたいことをより明確にするために、前回はパソコンについて慣れない解説をした、ということも含めて。

でも、このサイトはミステリー小説ではないので、読者を最後まで裏切って楽しませる必要はありません。

だから話の持って行き方を読まれても、まあ良いんじゃないかと思います。

パソコンという道具に

建築施工図を書く為には、建築に関する知識の他に、それを図面に表現するスキルが必要になります。

そのスキルというのはどんなものなのか、という話がこのカテゴリのメインテーマになります。

ということで……

建築施工図を書く為のツールというのは、もう少し具体的に言うと、どんなものがあるのでしょうか。

という内容で今回は考えていきます。

前回「CAD」という言葉が出てから終わったので、改めてこうした疑問形を書くのはおかしいですけども。

とりあえずは前回うっすらと登場したCADについて、少し回りくどく紹介してみたいと思います。

建築施工図とCAD

建築施工図を書くプロになる為には、建築や施工の知識が必要になる。

これは非常に基本的な話ですから、今まで他のカテゴリでも、何度も繰り返し書いてきた内容です。

まあ当たり前の話すぎて「何を今さら」という感じかも知れませんが。

料理人が食材についての深い知識を必要とするように、建築施工図を書く仕事では、建築の知識を必要とする。

ちょっと陳腐な例えではありますが、まあそういうことです。

そして、建築に関する知識の量が多ければ多いほど、より精度の高い建築施工図を書くことが出来る。

これも非常に分かりやすい事実だと思います。

しかし、このカテゴリで書いていくのは、建築や施工の知識などとは少し違う内容の話です。

もちろん「建築の知識が必要」ということを前提としていますが、それにプラスして、さらに必要なスキルがある。

そんなテーマで色々と書いていこうと思っています。

サブコンテンツ

このページの先頭へ